Spirit of Flamme—飯嶋真美の女性活躍とは【vol.5】これからの日本と女性活躍

2021.03.26.

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Spirit of Flamme

Spirit of Flamme—飯嶋真美の女性活躍とは【vol.5】これからの日本と女性活躍

こんにちは。フラームジャパンです。

前回のSpirit of Flamme−飯嶋真美の女性活躍とは 【vol.4】現代日本の働き方では、現在の女性、人々の働き方とその価値観についてお話しました。

今回は、これからの日本で私たちができること、すべきことについて考察していきます。


女性キャリアの現状

女性のライフイベントとキャリア構築

「独身時代のようにフルタイムでは働けないと言っている女性も、本音は、正規雇用で働きたいと考えている」ことが多い、と前回のコラムで書きました。
非常に多くの反響をいただいたようです。

一見矛盾するのでは?と思えるけれど、女性同士の間では「わかる、わかる」と当たり前のことです。
でも、男性からみれば不思議なことを言っているように思えるかもしれません。

その背景は一体どうなっているのでしょうか?詳しく見てみたいと思います。
ライフステージ別での女性の希望する働き方を示したものが左のグラフです。
子どもが3歳以下の場合は、働かないか、仕事をセーブすることを希望する女性が多いですが、子どもが大きくなるにつれて、フルタイムの仕事を希望する人も増えてくることがわかります。


参照:内閣府男女共同参画局 女性のライフプランニング支援に関する調査(2006年)https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/raifupuran/houkoku19-index.html


一方で、働き方の現状を示したのが右のグラフです。現状としても、子供が大きくなるにつれて働く人は増えていきますが、増分はほとんどがパートアルバイトです。


 

正社員に至っては、未婚では約40%あったものが出産で約10%に下がり、その後回復しません。子どもの手が離れたらフルタイムで働きたい、という意欲はあっても、正社員ではなくパートアルバイトとして働いている、というのが現状です。


一方で、フラームには育児が落ち着いたので復職したい、とキャリア相談に来る方が非常に多くいらっしゃいます。


みなさんの大多数は、


正社員かつ時短やリモートワークで復帰したいというものだが、
でも全然仕事が決まらない、


というお決まりのようなパターンです。


 

単純に考えて、就業ブランクが何年もあるけれども、正社員の雇用形態かつ時短勤務やリモートワークでの勤務というのは、よほどの専門的なスキルがないと難しいことでしょう。


 

特に、フラームで最も多い女性MRの場合、

専門人材であるMRの中でもさらに専門性の高いスキル(最近では特にITやウェブの知識、デジタルマーケティング等)の付加価値
がないと現実的ではありません。


 

その背景をさらに考察してみたいと思います。


 

こちらは末子妊娠出産を機に退職した理由を示したデータです。

自発的にやめる人が最も多い一方で、「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさでやめた」という人が続きます。

その詳細をみてみると、正社員では特に「勤務時間が合わなかった」「体力がもたなかった」が多く上がっています。



参照:内閣府 令和元年少子化白書全体版 第1-1-24図 末子妊娠判明当時の仕事を辞めた理由https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2020/r02webhonpen/html/b1_s1-1-5.html

 

参照:内閣府男女共同参画局 令和2年男女共同参画白書本編
第16図a 家族類型(男女別)ごとの1日当たりの家事・育児・介護時間と仕事等時間https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-00-16a.html


 

これは就学前の子供のいる世帯で仕事をしている男女の「仕事のある日」の時間の使い方を示したグラフですが、仕事時間を男女で比べると、女性は約2時間半男性よりも短い一方で、その分の時間を家事育児に費やしていて、仕事と家事育児を合わせた時間は男性よりも若干長いことがわかります。


 

「勤務時間が合わない」「体力がもたない」という理由で正社員を辞める女性たちの背景には、この「家事育児負担」を減らすことができず仕事の時間を減らさざるを得ない


その結果、時間の融通のきく非正規として働く道を選ばざるを得ない、という状態があることが推察できます。
しかも、前述のデータで正社員比率が回復しないことからもわかるように、一度やめてしまうと正社員に復帰することは非常に難しいのが現実です。


 

家事育児の負担が大きいのは数年間なのに、その期間働くことをセーブした結果、
その後の数十年のキャリア構築のチャンスをも失ってしまう


つまり、人生のキャリアという選択肢を捨ててしまった女性が多くいるのです。

正社員であっても女性が活躍できない現状

3つの落とし穴

女性の正社員がライフイベントによって減っていくという点に対しては、企業側も問題意識をもっており、様々な女性活躍推進施策が実施されるようになってきました。

 

ライフイベントの際に休職できる制度や、時短勤務の制度、育児しやすい職務を優先的に女性に与える、といった施策によって、女性が継続就業できる環境は整ってきています。

 

しかし、そこには3つの大きな落とし穴があります。

 

1つめは、これらの制度が継続就業を目的にしており、

ライフイベントを抱えた女性が「会社をやめなくてよくなる」ことには寄与しますが、働くモチベーションを上げることには寄与していない点です。

これらは、「ライフイベントがあって大変な時期は、働かなくてもいい」という制度です。

表面には表れていませんが、働かないのだからチャンスや評価を与えることはできない、という思考もセットになっています。

そのため、女性はいわゆるマミートラックという状況に陥りやすくなります。

 

2つめは、ライフイベントがあれば仕事をセーブすることが女性の働き方として固定化され、女性を縛り付けるバイアスになりつつあることです。

「子供を産んだら女性は時短」というような新たなバイアスになりつつあり、女性自身も無意識のうちに自分のキャリアの可能性を制限してしまっているケースが見受けられます。

周りに流されて時短を取ってみたら、頑張っても評価されず、モチベーションが下がっていく、という負のスパイラルが生まれています。

 

3つめは、社会全体でみると結果的に女性の働きやすさに寄与しない点です。

このような制度は男女に関わらず全社員が利用できるものであるべきですが、女性の継続就業を目的として作られているために、まだ男性社員が利用する例は非常に少ないです。

 

そして、制度を利用した女性の穴埋めを行うのは男性社員という構造により、男性社員のライフイベントへの参画をかえって妨げてしまい、その穴埋めを行った男性社員の配偶者にとっては家事育児負担が増えてしまう、というひずみが生まれています。

 

フラーム所属の女性MRから様々な話を聞いていると、
女性MRは、ライフイベントのために、勤務地限定で働かざるを得なくなっており、

結局そのしわ寄せが、全国転勤可能な男性つまり他の誰かの旦那さんのもとへ行ってしまい、その配偶者の女性が家族のために仕事を辞めざるを得ない、というループ
になってしまっている、と感じます。

女性が活躍できる日本となるためにはこれから何が必要なのか。

女性活躍推進に必要なこと

フラームジャパン 女性MR 飯嶋真美

では、社会全体として女性が活躍できるようになるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?

 

まずは、現在のこの状況を冷静に理解することが必要です。

付け焼き刃的な対応を続けるのではなく、社会全体が、もっと広い視野で捉えることが大切ではないでしょうか。

 

ライフイベントは女性が担うべきもの というバイアスをなくすことは非常に重要です。

これまでのように男性に労働が過多の傾向では、落とし穴③のひずみは大きくなるばかりです。

そして、この問題は、

視野が狭くなっている女性は気づきにくく、

一方の周囲は、子育て中の女性には言いづらい、

それが大きなギャップになっていき、さらにキャリア構築しづらくなる、という悪循環の状況を生み出し続けています。

これでは、社会全体でこの問題を解決していこう、とはなりませんよね。

 

だから、私たち女性一人一人がこの現実に向き合うことが、個人として社会に還元できる一歩ではないでしょうか。

 

そして、今キャリアに悩んでいる女性には、この考えを持ったうえで、

絶対にあきらめるべきではない、と

フラームジャパンは全力で応援したいと思っています。

 

しかしながら、社会を変えることは一朝一夕には実現しません。

でも、今、私たちにできることだって、あるはずです。

”The decision is yours" 女性自身も意識のアップデートを。

自分を主語にして考えること

フラームジャパン 女性MR 飯嶋真美

女性自身が意識をアップデートすることが重要である

女性自身の意識をアップデートすること、それは、他人や周囲の軸ではなく、自分の軸で自分の歩む道を選択する。ということです。

 

「子供がいるから〇〇はできない」

「女性だから〇〇はできない」

 

ということをスタート地点として自分のキャリアを考えるのではなく、

 

「『私は』〇〇がしたい、または、したくない」

 

と、自分の想いを明確にしたうえでキャリアを考えることが、理想のキャリアを手に入れるには不可欠です。

 

簡単なことのようで、実はこのことに気づいていない女性はまだまだ多く、無意識のうちに可能性を狭めてしまっている人、逆に女性だからこの程度でも許されるという甘えを持っている人もいるのが現状です。

 

例えば、「子供が小さいから仕事はできない」と漠然と考えている人に、もう一歩深く、自分を主語にしたときにどのような答えがでるのか、を考えてほしいのです。

 

「子供が小さいときは一緒に過ごしたいから仕事はセーブしたい」と思っているのか、

「本当はもっと仕事をしたいから状況を変えたい」と思っているのか。

 

本心が明確になれば、自分軸で決断ができる。

 

そうすれば次のステップや新たな可能性が見えてくる、この積み重ねで、その後のキャリアは明るいものになっていくはずです。

 

 

 

目の前のキャリアは諦めざるを得なかったかもしれない、でも

諦めてそれで終わりでは

ブランクはブランクのまま。

10年後、20年後も変わることはないでしょう。

 

自分のありたい姿を実現するために、今できることを本気で考え、本気で取り組むことが女性自身にも求められています。

 

フラームジャパンでは、このような想いのもと、女性キャリアの創出を行ってきました。

「本来あなたがいた、そのステージに戻しただけ」

これは、代表の飯嶋真美がよく、フラームのタレント達に言うセリフです。

☆実際のストーリーはこちらへ。

 

フラームジャパンがキャリアを創出し、

そして、そこに出産育児がなければ、当然たどり着けたであろうキャリアの道に、意欲の高い女性たちがアサインされていく・・・

それは、本人にとっても簡単な気持ちではないはず、

でもその気持ちがブレないことが、人生を変える大きな一歩です。

 

今年は、新たにスローガン“The decision is yours” を制定しました。

女性が自分の道を自分で決める、

そして自分史上最高の自分を手に入れる、

フラームジャパンは、その活躍できる場をつくるために、企業へのコンサルティング、協働により女性が活躍できる場をさらに広げていきます。

 

仕事を通して輝く女性の姿を発信するロールモデルカンパニーとなり、後進の女性だけでなく、女性を取り巻く社会へも多くの気づきを与えていきます。

 

そして、社会を変えるためにすべきこと、を推進する力にしていきたいと思っています。

 

一つ一つの積み重ねにより、真の女性活躍を実現していきたいと思っています。

2021年3月8日(国際女性デー)
フラームジャパン株式会社
代表取締役 飯嶋真美

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2021.03.26.

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こんにちは。フラームジャパンです。

前回のSpirit of Flamme−飯嶋真美の女性活躍とは 【vol.4】現代日本の働き方では、現在の女性、人々の働き方とその価値観についてお話しました。

今回は、これからの日本で私たちができること、すべきことについて考察していきます。


女性キャリアの現状

女性のライフイベントとキャリア構築

「独身時代のようにフルタイムでは働けないと言っている女性も、本音は、正規雇用で働きたいと考えている」ことが多い、と前回のコラムで書きました。
非常に多くの反響をいただいたようです。

一見矛盾するのでは?と思えるけれど、女性同士の間では「わかる、わかる」と当たり前のことです。
でも、男性からみれば不思議なことを言っているように思えるかもしれません。

その背景は一体どうなっているのでしょうか?詳しく見てみたいと思います。
ライフステージ別での女性の希望する働き方を示したものが左のグラフです。
子どもが3歳以下の場合は、働かないか、仕事をセーブすることを希望する女性が多いですが、子どもが大きくなるにつれて、フルタイムの仕事を希望する人も増えてくることがわかります。


参照:内閣府男女共同参画局 女性のライフプランニング支援に関する調査(2006年)https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/raifupuran/houkoku19-index.html


一方で、働き方の現状を示したのが右のグラフです。現状としても、子供が大きくなるにつれて働く人は増えていきますが、増分はほとんどがパートアルバイトです。


 

正社員に至っては、未婚では約40%あったものが出産で約10%に下がり、その後回復しません。子どもの手が離れたらフルタイムで働きたい、という意欲はあっても、正社員ではなくパートアルバイトとして働いている、というのが現状です。


一方で、フラームには育児が落ち着いたので復職したい、とキャリア相談に来る方が非常に多くいらっしゃいます。


みなさんの大多数は、


正社員かつ時短やリモートワークで復帰したいというものだが、
でも全然仕事が決まらない、


というお決まりのようなパターンです。


 

単純に考えて、就業ブランクが何年もあるけれども、正社員の雇用形態かつ時短勤務やリモートワークでの勤務というのは、よほどの専門的なスキルがないと難しいことでしょう。


 

特に、フラームで最も多い女性MRの場合、

専門人材であるMRの中でもさらに専門性の高いスキル(最近では特にITやウェブの知識、デジタルマーケティング等)の付加価値
がないと現実的ではありません。


 

その背景をさらに考察してみたいと思います。


 

こちらは末子妊娠出産を機に退職した理由を示したデータです。

自発的にやめる人が最も多い一方で、「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさでやめた」という人が続きます。

その詳細をみてみると、正社員では特に「勤務時間が合わなかった」「体力がもたなかった」が多く上がっています。



参照:内閣府 令和元年少子化白書全体版 第1-1-24図 末子妊娠判明当時の仕事を辞めた理由https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2020/r02webhonpen/html/b1_s1-1-5.html

 

参照:内閣府男女共同参画局 令和2年男女共同参画白書本編
第16図a 家族類型(男女別)ごとの1日当たりの家事・育児・介護時間と仕事等時間https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-00-16a.html


 

これは就学前の子供のいる世帯で仕事をしている男女の「仕事のある日」の時間の使い方を示したグラフですが、仕事時間を男女で比べると、女性は約2時間半男性よりも短い一方で、その分の時間を家事育児に費やしていて、仕事と家事育児を合わせた時間は男性よりも若干長いことがわかります。


 

「勤務時間が合わない」「体力がもたない」という理由で正社員を辞める女性たちの背景には、この「家事育児負担」を減らすことができず仕事の時間を減らさざるを得ない


その結果、時間の融通のきく非正規として働く道を選ばざるを得ない、という状態があることが推察できます。
しかも、前述のデータで正社員比率が回復しないことからもわかるように、一度やめてしまうと正社員に復帰することは非常に難しいのが現実です。


 

家事育児の負担が大きいのは数年間なのに、その期間働くことをセーブした結果、
その後の数十年のキャリア構築のチャンスをも失ってしまう


つまり、人生のキャリアという選択肢を捨ててしまった女性が多くいるのです。

正社員であっても女性が活躍できない現状

3つの落とし穴

女性の正社員がライフイベントによって減っていくという点に対しては、企業側も問題意識をもっており、様々な女性活躍推進施策が実施されるようになってきました。

 

ライフイベントの際に休職できる制度や、時短勤務の制度、育児しやすい職務を優先的に女性に与える、といった施策によって、女性が継続就業できる環境は整ってきています。

 

しかし、そこには3つの大きな落とし穴があります。

 

1つめは、これらの制度が継続就業を目的にしており、

ライフイベントを抱えた女性が「会社をやめなくてよくなる」ことには寄与しますが、働くモチベーションを上げることには寄与していない点です。

これらは、「ライフイベントがあって大変な時期は、働かなくてもいい」という制度です。

表面には表れていませんが、働かないのだからチャンスや評価を与えることはできない、という思考もセットになっています。

そのため、女性はいわゆるマミートラックという状況に陥りやすくなります。

 

2つめは、ライフイベントがあれば仕事をセーブすることが女性の働き方として固定化され、女性を縛り付けるバイアスになりつつあることです。

「子供を産んだら女性は時短」というような新たなバイアスになりつつあり、女性自身も無意識のうちに自分のキャリアの可能性を制限してしまっているケースが見受けられます。

周りに流されて時短を取ってみたら、頑張っても評価されず、モチベーションが下がっていく、という負のスパイラルが生まれています。

 

3つめは、社会全体でみると結果的に女性の働きやすさに寄与しない点です。

このような制度は男女に関わらず全社員が利用できるものであるべきですが、女性の継続就業を目的として作られているために、まだ男性社員が利用する例は非常に少ないです。

 

そして、制度を利用した女性の穴埋めを行うのは男性社員という構造により、男性社員のライフイベントへの参画をかえって妨げてしまい、その穴埋めを行った男性社員の配偶者にとっては家事育児負担が増えてしまう、というひずみが生まれています。

 

フラーム所属の女性MRから様々な話を聞いていると、
女性MRは、ライフイベントのために、勤務地限定で働かざるを得なくなっており、

結局そのしわ寄せが、全国転勤可能な男性つまり他の誰かの旦那さんのもとへ行ってしまい、その配偶者の女性が家族のために仕事を辞めざるを得ない、というループ
になってしまっている、と感じます。

女性が活躍できる日本となるためにはこれから何が必要なのか。

女性活躍推進に必要なこと

フラームジャパン 女性MR 飯嶋真美

では、社会全体として女性が活躍できるようになるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?

 

まずは、現在のこの状況を冷静に理解することが必要です。

付け焼き刃的な対応を続けるのではなく、社会全体が、もっと広い視野で捉えることが大切ではないでしょうか。

 

ライフイベントは女性が担うべきもの というバイアスをなくすことは非常に重要です。

これまでのように男性に労働が過多の傾向では、落とし穴③のひずみは大きくなるばかりです。

そして、この問題は、

視野が狭くなっている女性は気づきにくく、

一方の周囲は、子育て中の女性には言いづらい、

それが大きなギャップになっていき、さらにキャリア構築しづらくなる、という悪循環の状況を生み出し続けています。

これでは、社会全体でこの問題を解決していこう、とはなりませんよね。

 

だから、私たち女性一人一人がこの現実に向き合うことが、個人として社会に還元できる一歩ではないでしょうか。

 

そして、今キャリアに悩んでいる女性には、この考えを持ったうえで、

絶対にあきらめるべきではない、と

フラームジャパンは全力で応援したいと思っています。

 

しかしながら、社会を変えることは一朝一夕には実現しません。

でも、今、私たちにできることだって、あるはずです。

”The decision is yours" 女性自身も意識のアップデートを。

自分を主語にして考えること

フラームジャパン 女性MR 飯嶋真美

女性自身が意識をアップデートすることが重要である

女性自身の意識をアップデートすること、それは、他人や周囲の軸ではなく、自分の軸で自分の歩む道を選択する。ということです。

 

「子供がいるから〇〇はできない」

「女性だから〇〇はできない」

 

ということをスタート地点として自分のキャリアを考えるのではなく、

 

「『私は』〇〇がしたい、または、したくない」

 

と、自分の想いを明確にしたうえでキャリアを考えることが、理想のキャリアを手に入れるには不可欠です。

 

簡単なことのようで、実はこのことに気づいていない女性はまだまだ多く、無意識のうちに可能性を狭めてしまっている人、逆に女性だからこの程度でも許されるという甘えを持っている人もいるのが現状です。

 

例えば、「子供が小さいから仕事はできない」と漠然と考えている人に、もう一歩深く、自分を主語にしたときにどのような答えがでるのか、を考えてほしいのです。

 

「子供が小さいときは一緒に過ごしたいから仕事はセーブしたい」と思っているのか、

「本当はもっと仕事をしたいから状況を変えたい」と思っているのか。

 

本心が明確になれば、自分軸で決断ができる。

 

そうすれば次のステップや新たな可能性が見えてくる、この積み重ねで、その後のキャリアは明るいものになっていくはずです。

 

 

 

目の前のキャリアは諦めざるを得なかったかもしれない、でも

諦めてそれで終わりでは

ブランクはブランクのまま。

10年後、20年後も変わることはないでしょう。

 

自分のありたい姿を実現するために、今できることを本気で考え、本気で取り組むことが女性自身にも求められています。

 

フラームジャパンでは、このような想いのもと、女性キャリアの創出を行ってきました。

「本来あなたがいた、そのステージに戻しただけ」

これは、代表の飯嶋真美がよく、フラームのタレント達に言うセリフです。

☆実際のストーリーはこちらへ。

 

フラームジャパンがキャリアを創出し、

そして、そこに出産育児がなければ、当然たどり着けたであろうキャリアの道に、意欲の高い女性たちがアサインされていく・・・

それは、本人にとっても簡単な気持ちではないはず、

でもその気持ちがブレないことが、人生を変える大きな一歩です。

 

今年は、新たにスローガン“The decision is yours” を制定しました。

女性が自分の道を自分で決める、

そして自分史上最高の自分を手に入れる、

フラームジャパンは、その活躍できる場をつくるために、企業へのコンサルティング、協働により女性が活躍できる場をさらに広げていきます。

 

仕事を通して輝く女性の姿を発信するロールモデルカンパニーとなり、後進の女性だけでなく、女性を取り巻く社会へも多くの気づきを与えていきます。

 

そして、社会を変えるためにすべきこと、を推進する力にしていきたいと思っています。

 

一つ一つの積み重ねにより、真の女性活躍を実現していきたいと思っています。

2021年3月8日(国際女性デー)
フラームジャパン株式会社
代表取締役 飯嶋真美

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