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2019.09.12.
Category:
女性MR
女性MRは子育てと両立できる?女性MRその後の働き方3つについて
女性は結婚や出産、配偶者の転勤、介護など、自分のことだけでなく家庭の事情で仕事への取り組み方が変わっていきます。
「こんなはずじゃなかった」といったことがないように常に情報を得て、自分と仕事のバランスに向き合っていきたいですよね。
MRの適性について前回はまとめました。
今回は女性MRの転職・キャリアチェンジについてお伝えしようと思います。
1.女性MRの転職は医薬関係が多い
2.臨床開発モニター(CRA)
3.治験コーディネーター(CRC)
4.ドラッグインフォメーション(DI)など製薬会社の内勤
4.MRとして働き続ける道もある
女性MRの転職は医薬関係が多い
医療・医薬関連のお仕事をメインで紹介します
MRは医薬のプロフェッショナル。
自社の薬の情報はもちろんそれが関係する病症の知識も豊富に持っています。
医薬の現場で培ってきた経験と知識を生かせる場所はやはり医療・医薬関連のお仕事が多いでしょう。
今回は医療・医薬関連のお仕事をメインで紹介していきます。
臨床開発モニター(CRA)
無理なく働ける環境が整っている
臨床開発モニター(CRA)は、製薬メーカーやCRO(開発業務受託機関)に所属し、治験が正しく行われているかの監視(モニタリング)を行う仕事です。
臨床開発モニターには転勤がないことがメリットで、基本的には土日出勤がないのも大きな魅力。
60~70%を女性が占める職場なので、女性の支援制度が整っている企業が多いです。
産休・育休制度だけでなく、フレックスタイム制度、時短勤務制度を採用している企業など、福利厚生が整っている企業も多くあります。
また、ライフイベントに合わせて内勤職に異動できる可能性があるというのも臨床開発モニターならでは。
長く、無理なく働ける環境が整っている企業が多くあります。
治験コーディネーター(CRC)
患者さんのサポート
CRAと同様に、「MRの経験を活かしながら転勤・土日勤務無く働ける仕事」として、治験コーディネーター(CRC)という職種があります。
CRCは、医療機関から依頼を受け、治験を受ける患者や医師が治験をスムーズに行えるようサポートをする役割です。
治験のスケジュール管理や資料作成、患者さんへの治験内容の説明や心身のケアなどが仕事内容になります。
またCRAや薬剤師など各関係者との連絡、調整も仕事の一つです。
CMR、CRAと違う点として 「CRCは、患者さんのサポートをする」という点。
医療現場へ密接に関わりながら仕事ができる職種です。
ドラッグインフォメーション(DI)など製薬会社の内勤
家族との時間を優先することができる
結婚や出産を機に「家族との時間を優先させたい」という女性MRに人気の職種として、DI(ドラッグインフォメーション)があります。
DIとは、コールセンターで医療従事者・一般消費者・患者さんからの薬の問い合わせの対応し、薬剤に関する情報を提供するしごとです。
また、製薬企業の学術担当者としてMRのサポート、安全性情報管理、資料作成を行います。
DIの大きなメリットは、受付時間が決まっているので、残業がほぼなく帰宅できる点。
お迎えが必要な子を持つママにとって働きやすい環境といえます。
また、他にもMRとして勤めている製薬メーカーの内勤職にキャリアチェンジするのもひとつの手。
ただ異動願は受理されない場合も多く、確実にキャリアチェンジできるかは会社の状態、文化にもよるでしょう。
MRとして働き続ける道もある
選択をする女性も増えてきている
子育てや家庭との両立、という観点からMRを続けることをあきらめる女性も多いですが、他職種への転職となると、女性MRの場合特に給料が下がる傾向にあります。
さらにMRに比べるとバリバリ仕事をする、といったような職種も少ないため、「できればMRを続けたい」と心の中で思っている女性もいらっしゃるかもしれません。
実はそのような中で、そのまま「MRとして働き続ける」という選択をする女性も増えてきているのです。
MR経験者は製薬業界全体で貴重なので、MRの求人は常に多くあります。
そのような求人の中には時短勤務やリモート勤務が可能なものもあります。
ただ、そういった求人は決して多いとは言えないため、女性MRの転職支援に特化したようなキャリアコンサルティングを使いながら転職活動をすると、自分が一番輝ける職場を見つけられるかもしれません。
まとめ
子育てと両立できる女性MR経験者その後の働き方
・臨床開発モニター(CRA)
転勤がない・女性が多くいる職場環境なので産休、育休など福利厚生が充実
・治験コーディネーター(CRC)
MRの経験を活かしながら患者さんまでサポートする仕事・転勤、土日勤務無く働ける
・ドラッグインフォメーション(DI)など内勤
薬品の情報提供業務や内勤。受付時間が決まっているので、残業がほぼなく帰宅できる
・MRとして働き続ける
キャリアコンサルタントをうまく用いて転職すると、家庭と両立しながらMRを続けることもできる。
子育てしながらキャリアチェンジするには、現場からの紹介や、自分に合った求人を見つけることです。
その中であなたは「いい相談相手を見つけること」も大切。
女性MRとしてがんばるあなたを評価して、協力してくれる関係者や、あなたの状況を理解して親身になってくれるコンサルやエージェントがいたらとても心強いと思います。
仕事をしていく中で、あなたの魅力をもっと引き出してくれる理解者が見つかるといいですね。
ライフスタイルの変化があっても働き続ける方、働く意欲が高い方が子育て中の女性の中でも増えています。
その一方で家庭と仕事の両立に悩む本人と企業の間にさまざまなギャップも生じています。
自分が自分らしく働くにはどうしなくてはならないか、女性たちは考えるべき時期なのかもしれません。
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