女性MRの年収はどれくらい?結婚や出産で変わるの?高年収を維持するコツとは

2023.11.14.

Category:

女性MR

女性MRの年収はどれくらい?結婚や出産で変わるの?高年収を維持するコツとは

フラームジャパンライターのMisaです。大手内資系製薬会社でMRをしていました。
このコラムでは、女性MRについてより知っていただくために、女性MRの仕事内容や働き方、キャリアについて役立つ情報を発信していきます。

高年収の職業として知られるMR。女性MRの年収も、基本的に男性MRと同様であるため、他職種の周りにいる一般男性よりも稼げると言えます。
しかし気になるのは、結婚や出産後のこと。
この記事では、女性MRの年収に関するリアルな実情をご紹介します。





女性MRの年収ってどれくらい?

性別にかかわらず、入社した製薬会社の給与規定で決まる

MRは、一般に高年収の仕事として知られています。
国税庁の調査によると、2022年度の国内の平均年収は男性563万円、女性314万円であるのに対し、製薬会社の平均年収は高く700~1000万円ほどです。
年齢別に見ると、おおよそ20代で500~700万円、30代で600~1000万円、40代で800~1200万円くらいが一般的です。

女性MRの年収は、男性MRと同じで入社した製薬会社の給与規定により決まります。
つまり、女性であっても、男性と同様の働き方ができ成績優秀であれば、30代で年収1,000万円を稼いでいることもまったく珍しくはありません。

男性同様の働き方とは?

残業する女性MR

MRの仕事は、毎日医療機関を訪問し、夜遅くまで内勤作業をこなすハードな側面があります。
夜に講演会の予定が入ると22時くらいまで拘束されますし、土日に講演会が入ることもあります。
また、自宅や営業所から遠方のエリアが担当であれば、車移動だけでもかなりの体力を使います。さらに全国転勤であるため、縁もゆかりもない土地で働く可能性があります。

このようにMRは、長時間の業務で肉体的にもハードです。また、住む地域も指定できないため、女性は結婚、出産後は働き続けるのが難しくなってきます。
平均年収と比較して、MRは年収が高いというのは、このような働き方が必須となっているから、というのも理由の一つなのですね。

女性MRは、結婚や出産を機に年収が低くなる?

時短勤務への切り替えや退職により、年収は一般に低くなる

皆さんが気になるのは、結婚や出産後の年収ですよね。

女性MRは結婚や出産後、時短勤務に切り替えることにより、年収が低くなりがちです。
またMRは全国転勤であるため旦那さんと一緒に住むことを考えると続けるのが難しく、実際に退職する方も多いです。結婚後に勤務地を指定できる製薬会社もありますが、たまたま希望のエリアに空きができないと結局異動できず、退職してしまうことになります。

本社へ異動できる可能性は?
女性MRが本社に異動できることもありますが、非常にまれです。
たとえば、営業成績が非常に良いために、本社のマーケティング部に異動したり、会社の顔である人事部門に異動したりするケースです。
また、学術サポートのような内勤職もありますが、人員はMRに比べて少ないため、本社へ異動できる人は少ないのが現状です。

例えば、MRは全国で500名ほどいるのに対し、本社のポジションの空きは、1つ、2つしかなければ、当然倍率も高くなります。
また、内勤職は営業手当がつかなくなりますし、出産 ・育休後は時短勤務をとる方も多いため、年収はMRの時と比べて基本的には低くなります 。

女性MRが長く働き続けるのは難しい?
女性MRは20~30代が中心で、年齢が上がるにつれて減少します。
新卒採用時点の男女比で女性MRは3~5割ほどですが、実際に現場の女性MRの割合は14.8%というデータもあります。
最近では、家事や子育てで忙しい女性でも長く働き続けられるよう、各製薬会社が積極的に取り組んでいます。
有給や育休取得の徹底、フレックスタイム制の導入、残業時間の削減などです。

家庭との両立がしやすい「コントラクトMR」の年収は?

製薬会社のMRよりは低くなるが、十分な年収を稼ぐことが可能

女性MR家族

「MRの仕事は好きだけど、結婚・出産したため転勤したくない」という女性MRに人気なのが、コントラクトMRです。勤務地を希望でき、転勤せずに働くことができます。
お子さんが小学校の時でも、転勤がないのは安心ですね。コントラクトMRの平均年収は、500~700万円ほどが一般的です。
製薬会社のMRのように1000万円以上を目指すことは難しくなりますが、国内の女性の平均年収の314万円と比べると十分に高い年収、男性の平均年収と比較しても高額を稼ぐことができます。

またCSOと呼ばれるコントラクトの会社に対して、自身の働き方の相談などもできたり、同じような子育て中の女性MRがいたり、という心強い環境もあるところもあります。
そういうところとご縁があれば、家庭との両立を考える女性MRにとっては、メリットの大きい選択肢と言えるでしょう。

以上、女性MRでも、男性MR同様に高い年収を目指すことは可能であることをご紹介しました。実際に私の友人でも、子育てを機にやめた女性MRも、独身で製薬会社で働いている女性MRの友人もいます。
それぞれライフプランに応じて、色々な選択ができると思いますが、MR資格という武器を手に、平均よりも高い年収を稼ぐことができている、ということができます。

フラームジャパンではキャリア相談を実施しております!

フラームジャパンでは女性の活躍推進の支援や、
女性MRの人材紹介やプロジェクト紹介などを行なっています。

フラームジャパンはキャリア相談を実施しております。

弊社の掲げるスローガンは“The Decision is yours”
女性MRが自分の道を自分で決める、そして自分史上最高の自分を手に入れる、それぞれの「働くこと」への向き合い方から共に考えながら、
女性MRのキャリア観を拓き、導いてきた実績があります。

実際に弊社からの紹介で多くの女性MRたちが選んだ自分の道で活躍し、仕事を通して輝いています。(実際のストーリーはこちら!https://flammejapan.com/mystory/

ここから私たちと新しいキャリア形成を目指しませんか?
フラームジャパンへお気軽にお問合せください。

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2023.11.14.

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フラームジャパンライターのMisaです。大手内資系製薬会社でMRをしていました。
このコラムでは、女性MRについてより知っていただくために、女性MRの仕事内容や働き方、キャリアについて役立つ情報を発信していきます。

高年収の職業として知られるMR。女性MRの年収も、基本的に男性MRと同様であるため、他職種の周りにいる一般男性よりも稼げると言えます。
しかし気になるのは、結婚や出産後のこと。
この記事では、女性MRの年収に関するリアルな実情をご紹介します。





女性MRの年収ってどれくらい?

性別にかかわらず、入社した製薬会社の給与規定で決まる

MRは、一般に高年収の仕事として知られています。
国税庁の調査によると、2022年度の国内の平均年収は男性563万円、女性314万円であるのに対し、製薬会社の平均年収は高く700~1000万円ほどです。
年齢別に見ると、おおよそ20代で500~700万円、30代で600~1000万円、40代で800~1200万円くらいが一般的です。

女性MRの年収は、男性MRと同じで入社した製薬会社の給与規定により決まります。
つまり、女性であっても、男性と同様の働き方ができ成績優秀であれば、30代で年収1,000万円を稼いでいることもまったく珍しくはありません。

男性同様の働き方とは?

残業する女性MR

MRの仕事は、毎日医療機関を訪問し、夜遅くまで内勤作業をこなすハードな側面があります。
夜に講演会の予定が入ると22時くらいまで拘束されますし、土日に講演会が入ることもあります。
また、自宅や営業所から遠方のエリアが担当であれば、車移動だけでもかなりの体力を使います。さらに全国転勤であるため、縁もゆかりもない土地で働く可能性があります。

このようにMRは、長時間の業務で肉体的にもハードです。また、住む地域も指定できないため、女性は結婚、出産後は働き続けるのが難しくなってきます。
平均年収と比較して、MRは年収が高いというのは、このような働き方が必須となっているから、というのも理由の一つなのですね。

女性MRは、結婚や出産を機に年収が低くなる?

時短勤務への切り替えや退職により、年収は一般に低くなる

皆さんが気になるのは、結婚や出産後の年収ですよね。

女性MRは結婚や出産後、時短勤務に切り替えることにより、年収が低くなりがちです。
またMRは全国転勤であるため旦那さんと一緒に住むことを考えると続けるのが難しく、実際に退職する方も多いです。結婚後に勤務地を指定できる製薬会社もありますが、たまたま希望のエリアに空きができないと結局異動できず、退職してしまうことになります。

本社へ異動できる可能性は?
女性MRが本社に異動できることもありますが、非常にまれです。
たとえば、営業成績が非常に良いために、本社のマーケティング部に異動したり、会社の顔である人事部門に異動したりするケースです。
また、学術サポートのような内勤職もありますが、人員はMRに比べて少ないため、本社へ異動できる人は少ないのが現状です。

例えば、MRは全国で500名ほどいるのに対し、本社のポジションの空きは、1つ、2つしかなければ、当然倍率も高くなります。
また、内勤職は営業手当がつかなくなりますし、出産 ・育休後は時短勤務をとる方も多いため、年収はMRの時と比べて基本的には低くなります 。

女性MRが長く働き続けるのは難しい?
女性MRは20~30代が中心で、年齢が上がるにつれて減少します。
新卒採用時点の男女比で女性MRは3~5割ほどですが、実際に現場の女性MRの割合は14.8%というデータもあります。
最近では、家事や子育てで忙しい女性でも長く働き続けられるよう、各製薬会社が積極的に取り組んでいます。
有給や育休取得の徹底、フレックスタイム制の導入、残業時間の削減などです。

家庭との両立がしやすい「コントラクトMR」の年収は?

製薬会社のMRよりは低くなるが、十分な年収を稼ぐことが可能

女性MR家族

「MRの仕事は好きだけど、結婚・出産したため転勤したくない」という女性MRに人気なのが、コントラクトMRです。勤務地を希望でき、転勤せずに働くことができます。
お子さんが小学校の時でも、転勤がないのは安心ですね。コントラクトMRの平均年収は、500~700万円ほどが一般的です。
製薬会社のMRのように1000万円以上を目指すことは難しくなりますが、国内の女性の平均年収の314万円と比べると十分に高い年収、男性の平均年収と比較しても高額を稼ぐことができます。

またCSOと呼ばれるコントラクトの会社に対して、自身の働き方の相談などもできたり、同じような子育て中の女性MRがいたり、という心強い環境もあるところもあります。
そういうところとご縁があれば、家庭との両立を考える女性MRにとっては、メリットの大きい選択肢と言えるでしょう。

以上、女性MRでも、男性MR同様に高い年収を目指すことは可能であることをご紹介しました。実際に私の友人でも、子育てを機にやめた女性MRも、独身で製薬会社で働いている女性MRの友人もいます。
それぞれライフプランに応じて、色々な選択ができると思いますが、MR資格という武器を手に、平均よりも高い年収を稼ぐことができている、ということができます。

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フラームジャパンでは女性の活躍推進の支援や、
女性MRの人材紹介やプロジェクト紹介などを行なっています。

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弊社の掲げるスローガンは“The Decision is yours”
女性MRが自分の道を自分で決める、そして自分史上最高の自分を手に入れる、それぞれの「働くこと」への向き合い方から共に考えながら、
女性MRのキャリア観を拓き、導いてきた実績があります。

実際に弊社からの紹介で多くの女性MRたちが選んだ自分の道で活躍し、仕事を通して輝いています。(実際のストーリーはこちら!https://flammejapan.com/mystory/

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