Interview.

My Story

私のキャリア

               

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製薬メーカー MR

Rieko

Rieko

PROFILE

もし昔の自分に声をかけるとしたら、「広い世界にとびこめ!」と言いたいです。
そう明るく語る彼女の表情からは、積み上げきたことへの自信とともに、自らの未来の目指す姿に向けて前向きに突き進む情熱があふれていました。

「経験に勝るものはなし」という彼女のモットーも、時に自分の状況を客観視しながら、仕事に対する想いを強く持ち続けたからこそ生まれてきたものだと感じました。

今回は、地元の郵便局の営業からキャリアをスタートし、女性MR転身後は、プライマリー領域、専門領域、オンコロジー領域へと挑戦、成長をし続けるRiekoさんをご紹介します。

INTERVIEW

インタビュー

経験に勝るものはなし
これからの時代の女性MRになるためのステップアップ

これまでのキャリアを教えてください。

大学を卒業後に地元の郵便局に営業職として入社しました。5年間勤めた後、コントラクトMRとして転職し、外資系製薬企業のプロジェクトに参画し、プライマリー領域を担当していました。
その後フラームジャパンに入社し、内資系製薬メーカーのプロジェクトに参画後、2社目のメーカーに正社員登用となりました。ここでは専門領域で病院を担当する経験を積みました。そして縁あって再びフラームジャパンから、オンコロジー領域のプロジェクトのお声がけをもらい、現在は外資系製薬会社のプロジェクトでオンコロジー担当MRとして活動しています。

Riekoさんは郵便局の営業としてキャリアを歩み始めていますが、そこからMRへと転向をされたきっかけを教えてください。

新卒の就活でMRも受けていましたが、郵便局の内定が先に出たので就職を決めた背景がありました。28歳になった時点で、30歳になると転職の門が狭くなると聞いて自分を振り返り、今後もこの職業で生きていくのかと考えたとき、このままではチャレンジする機会を逃す気がして焦りを感じました。

新卒でMRとなった友人がやりがいをもって働いている姿をみて、なんで私は途中であきらめてしまったんだろう、と思いはじめたんです。もともとMRに興味を持ったのは親族の病気がきっかけでした。効果的な治療を受けられないまま症状が悪化してしまっていたのですが、実は治療薬があったことを後から知り、病気や薬に対する知識の重要さを痛感しました。自身で知識をつけたいと思うとともに、患者さんや患者さんのご家族に対して貢献する仕事をしたいと思った、当時の気持ちを思い出し、自分のやりたいことを改めて見つけられたように感じました。
また、それまでずっと自分の生まれ育った町にいたので、外の世界を知らない籠の中の鳥状態で、もっと広い世界を知りたい、という思いも後押しとなりました。未経験でMRになれる道を探していたところ、CSO業界を知りました。なかなか未経験でのMRの中途採用は難しいですが、CSOでは未経験者のプロジェクトがいくつかあり、同時に入社する未経験仲間もたくさんいたので、良いタイミングでの転職でした。

MRとなってからの転職で、プライマリー・開業医担当から専門領域・病院担当へとチャレンジをされていますが、その際に準備されたことや努力したことはありますか? 

それまでは県の一部を担当していたのですが、担当エリアが一気に広がって県全体を一人で担当することになりました。土地勘のない場所も回らなくてはならなくなり、効率良く回れるよう、プライベートの時間を使って担当エリアをドライブしました。もともとドライブも好きだったし、車も買ったタイミングだったので楽しみながらやっていたように思います。
担当エリアが広がったことで、周囲の方と協力して仕事を進めることも必要になりました。特にMSさんとの良好な関係や協力体制を築くため、勉強会を実施したりコミュニケーションの取り方を工夫したりしました。
コロナ禍での面会制限もありましたが、MSさんと協力してリモート面会にこぎつけたり、病院の状況も刻々と変わる中、他社メーカーのMRさんや面会ができた先生からの情報収集につとめたりもました。

現在はオンコロジー領域で活躍されているRiekoさんですが、現在の会社へ移る際には引っ越しも必要だったと聞いています。転職に迷いはありませんでしたか?

全く迷いはありませんでした。前職で正社員となってからも何度か転職市場に出てみましたが、正直、自分の履歴書、職務経歴書を書いたときに武器となるアイテムが少ないと感じました。実際の選考でも書類で落とされる事が増えてきたように思います。
新たな経験を積めるチャンスを探していた時に、フラームから未経験でもオンコロジーを担当できるプロジェクトがあると聞いて「奇跡のめぐり合わせだ!」と思いました。未経験の領域にチャレンジできるのもコントラクトならではですよね。自分の武器を増やすために、引っ越しを伴ったとしても、必要な選択でした。

オンコロジー領域を経験してみて、どのような点にやりがいや成長の手ごたえを感じていますか?

オンコロジー領域で使う用語に初めは苦戦しました。先生が何を言っているか把握できなくて戸惑ってしまうことも多かったのですが、最近はいつの間にか自分がその用語を自然と使うようになってきて着実に身になっていることを実感します。
また、オンコロジー経験者の先輩MRから学ぶことも多いです。私はこれまで医師に向けて話すことを主に意識していたのですが、経験者MRの方から、抗がん剤は患者さんの体全体への影響が大きいので、医師以外にも看護師、栄養士、歯科衛生士など、患者さんに関わるすべての医療従事者と関係を構築し情報を提供しているというお話を聞いて、領域によって活動の仕方も異なることを実感しました。
フラームのプロマネとも定期的に面談し、業務の進め方について相談をしたりアドバイスをもらったりしています。新たなチャレンジだからこそ、これまでの自分のやり方や考えに固執せず、多方面から情報を得たり学んだりしながらさらに成長したいと思います。

Riekoさんが仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

「経験に勝るものはなし。」です。まだまだこの業界で働きたいですし、生き残れるMRになりたいと思っています。私の考える生き残れるMR とは経験に裏打ちされた武器、強みをたくさんもっているMRです。これまで薬学検定などの資格もいくつか取得したのですが、その知識やスキルは業務で活用して初めて身になることも実感してきました。この歳でこの経験しかないの?と言われることも本当に悔しくて。これからもどんどんチャレンジして経験を増やしていきたいと思っています。

将来はどんなキャリアに挑戦したいと思っていますか?またどのように仕事に取り組んでいきたいと考えていますか?

今はまだオンコロジー経験者と言えるような経験年数ではないので、今は次に繋げるための知識習得や病院活動のスキルを磨く期間だと思っています。まずは大学での講演会を主管することを目指しています。
なかなかない機会かとは思いますが、オンコロジーでの新薬が経験できるチャンスが舞い込んできたらぜひ挑戦したいです。新薬を扱うことで、病院でどのように新薬が採用されるのか、キーパーソンとなる先生は誰なのか、薬剤師との関わりはどうなっているのか等、流れの全体を理解し、そこに向かって適切にアプローチできるMRになりたいと思います。

Riekoさんにとってフラームジャパンはどのような存在ですか?

人生のパートナーのような存在です。迷ったときに背中を押してくれたり、道しるべになってくれます。ちょうど飯嶋社長がフラームジャパンを創業した頃に、私も転職活動をしていて、声をかけてもらいました。悩みや不安を抱えていた時期だったのですが、飯嶋社長は1時間くらい親身になって話を聞いてくれました。
その後リクルーターを始め本社スタッフにも出会い、皆さんが時には真剣に、時には笑いも交えながら寄り添ってくれました。目の前の転職を成功させるだけではなく、私のこれからのキャリアについてここまで本気になって一緒に考えてくれる会社は他にないと思います。機械的ではない人の温かさを感じられるこの会社でぜひ働きたいと思いました。

Riekoさんは軸をしっかりと持ちながら、ポジティブなマインドで目の前のチャンスをつかみ取って柔軟にキャリアを形成してきている点が印象的です。もし、キャリアの選択に迷っている女性がいたらなんと声をかけますか?

それぞれ置かれている背景や状況が違うので、その場に応じて声掛けします。女性MRは結婚、出産、育児などのイベントでこれまで蓄積したキャリアをお休みしないといけないこともあります。だからこそ、復職したいと思ったときに自信を持って提示できるスキルは持っておくに越したことはないと思います。自由に動けるのであれば、まずは新たな経験にチャレンジすること、その領域でスキルを磨いておくことが、女性MRの未来への備えになると思います。
MRになる前の私に声をかけるとしたら、「もっと広い世界に飛び込め!」と言いたいです。当時の私は視野が狭まっていることに気づいていなかったと思います。郵便局に内定が出た時は、家族や周囲がとても喜んでくれたので、大人が言うならこの道を選ぶべきなのだろう、と入社を決めてしまいました。自分が何をしたいのかを突き詰めて考えてはいなかったし、そもそも考えるきっかけもなかったんですよね。MRとしてキャリアを積む中で、新たな経験をすることでより視野が広がり、自分の状況を客観視して次に挑戦すべきことや自分のやりたいことも見えるようになってきました。これからもチャンスがあればより広い世界に飛び込んでいきたいと思っています。

 

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もし昔の自分に声をかけるとしたら、「広い世界にとびこめ!」と言いたいです。
そう明るく語る彼女の表情からは、積み上げきたことへの自信とともに、自らの未来の目指す姿に向けて前向きに突き進む情熱があふれていました。

「経験に勝るものはなし」という彼女のモットーも、時に自分の状況を客観視しながら、仕事に対する想いを強く持ち続けたからこそ生まれてきたものだと感じました。

今回は、地元の郵便局の営業からキャリアをスタートし、女性MR転身後は、プライマリー領域、専門領域、オンコロジー領域へと挑戦、成長をし続けるRiekoさんをご紹介します。

経験に勝るものはなし
これからの時代の女性MRになるためのステップアップ

これまでのキャリアを教えてください。

大学を卒業後に地元の郵便局に営業職として入社しました。5年間勤めた後、コントラクトMRとして転職し、外資系製薬企業のプロジェクトに参画し、プライマリー領域を担当していました。
その後フラームジャパンに入社し、内資系製薬メーカーのプロジェクトに参画後、2社目のメーカーに正社員登用となりました。ここでは専門領域で病院を担当する経験を積みました。そして縁あって再びフラームジャパンから、オンコロジー領域のプロジェクトのお声がけをもらい、現在は外資系製薬会社のプロジェクトでオンコロジー担当MRとして活動しています。

Riekoさんは郵便局の営業としてキャリアを歩み始めていますが、そこからMRへと転向をされたきっかけを教えてください。

新卒の就活でMRも受けていましたが、郵便局の内定が先に出たので就職を決めた背景がありました。28歳になった時点で、30歳になると転職の門が狭くなると聞いて自分を振り返り、今後もこの職業で生きていくのかと考えたとき、このままではチャレンジする機会を逃す気がして焦りを感じました。

新卒でMRとなった友人がやりがいをもって働いている姿をみて、なんで私は途中であきらめてしまったんだろう、と思いはじめたんです。もともとMRに興味を持ったのは親族の病気がきっかけでした。効果的な治療を受けられないまま症状が悪化してしまっていたのですが、実は治療薬があったことを後から知り、病気や薬に対する知識の重要さを痛感しました。自身で知識をつけたいと思うとともに、患者さんや患者さんのご家族に対して貢献する仕事をしたいと思った、当時の気持ちを思い出し、自分のやりたいことを改めて見つけられたように感じました。
また、それまでずっと自分の生まれ育った町にいたので、外の世界を知らない籠の中の鳥状態で、もっと広い世界を知りたい、という思いも後押しとなりました。未経験でMRになれる道を探していたところ、CSO業界を知りました。なかなか未経験でのMRの中途採用は難しいですが、CSOでは未経験者のプロジェクトがいくつかあり、同時に入社する未経験仲間もたくさんいたので、良いタイミングでの転職でした。

MRとなってからの転職で、プライマリー・開業医担当から専門領域・病院担当へとチャレンジをされていますが、その際に準備されたことや努力したことはありますか? 

それまでは県の一部を担当していたのですが、担当エリアが一気に広がって県全体を一人で担当することになりました。土地勘のない場所も回らなくてはならなくなり、効率良く回れるよう、プライベートの時間を使って担当エリアをドライブしました。もともとドライブも好きだったし、車も買ったタイミングだったので楽しみながらやっていたように思います。
担当エリアが広がったことで、周囲の方と協力して仕事を進めることも必要になりました。特にMSさんとの良好な関係や協力体制を築くため、勉強会を実施したりコミュニケーションの取り方を工夫したりしました。
コロナ禍での面会制限もありましたが、MSさんと協力してリモート面会にこぎつけたり、病院の状況も刻々と変わる中、他社メーカーのMRさんや面会ができた先生からの情報収集につとめたりもました。

現在はオンコロジー領域で活躍されているRiekoさんですが、現在の会社へ移る際には引っ越しも必要だったと聞いています。転職に迷いはありませんでしたか?

全く迷いはありませんでした。前職で正社員となってからも何度か転職市場に出てみましたが、正直、自分の履歴書、職務経歴書を書いたときに武器となるアイテムが少ないと感じました。実際の選考でも書類で落とされる事が増えてきたように思います。
新たな経験を積めるチャンスを探していた時に、フラームから未経験でもオンコロジーを担当できるプロジェクトがあると聞いて「奇跡のめぐり合わせだ!」と思いました。未経験の領域にチャレンジできるのもコントラクトならではですよね。自分の武器を増やすために、引っ越しを伴ったとしても、必要な選択でした。

オンコロジー領域を経験してみて、どのような点にやりがいや成長の手ごたえを感じていますか?

オンコロジー領域で使う用語に初めは苦戦しました。先生が何を言っているか把握できなくて戸惑ってしまうことも多かったのですが、最近はいつの間にか自分がその用語を自然と使うようになってきて着実に身になっていることを実感します。
また、オンコロジー経験者の先輩MRから学ぶことも多いです。私はこれまで医師に向けて話すことを主に意識していたのですが、経験者MRの方から、抗がん剤は患者さんの体全体への影響が大きいので、医師以外にも看護師、栄養士、歯科衛生士など、患者さんに関わるすべての医療従事者と関係を構築し情報を提供しているというお話を聞いて、領域によって活動の仕方も異なることを実感しました。
フラームのプロマネとも定期的に面談し、業務の進め方について相談をしたりアドバイスをもらったりしています。新たなチャレンジだからこそ、これまでの自分のやり方や考えに固執せず、多方面から情報を得たり学んだりしながらさらに成長したいと思います。

Riekoさんが仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

「経験に勝るものはなし。」です。まだまだこの業界で働きたいですし、生き残れるMRになりたいと思っています。私の考える生き残れるMR とは経験に裏打ちされた武器、強みをたくさんもっているMRです。これまで薬学検定などの資格もいくつか取得したのですが、その知識やスキルは業務で活用して初めて身になることも実感してきました。この歳でこの経験しかないの?と言われることも本当に悔しくて。これからもどんどんチャレンジして経験を増やしていきたいと思っています。

将来はどんなキャリアに挑戦したいと思っていますか?またどのように仕事に取り組んでいきたいと考えていますか?

今はまだオンコロジー経験者と言えるような経験年数ではないので、今は次に繋げるための知識習得や病院活動のスキルを磨く期間だと思っています。まずは大学での講演会を主管することを目指しています。
なかなかない機会かとは思いますが、オンコロジーでの新薬が経験できるチャンスが舞い込んできたらぜひ挑戦したいです。新薬を扱うことで、病院でどのように新薬が採用されるのか、キーパーソンとなる先生は誰なのか、薬剤師との関わりはどうなっているのか等、流れの全体を理解し、そこに向かって適切にアプローチできるMRになりたいと思います。

Riekoさんにとってフラームジャパンはどのような存在ですか?

人生のパートナーのような存在です。迷ったときに背中を押してくれたり、道しるべになってくれます。ちょうど飯嶋社長がフラームジャパンを創業した頃に、私も転職活動をしていて、声をかけてもらいました。悩みや不安を抱えていた時期だったのですが、飯嶋社長は1時間くらい親身になって話を聞いてくれました。
その後リクルーターを始め本社スタッフにも出会い、皆さんが時には真剣に、時には笑いも交えながら寄り添ってくれました。目の前の転職を成功させるだけではなく、私のこれからのキャリアについてここまで本気になって一緒に考えてくれる会社は他にないと思います。機械的ではない人の温かさを感じられるこの会社でぜひ働きたいと思いました。

Riekoさんは軸をしっかりと持ちながら、ポジティブなマインドで目の前のチャンスをつかみ取って柔軟にキャリアを形成してきている点が印象的です。もし、キャリアの選択に迷っている女性がいたらなんと声をかけますか?

それぞれ置かれている背景や状況が違うので、その場に応じて声掛けします。女性MRは結婚、出産、育児などのイベントでこれまで蓄積したキャリアをお休みしないといけないこともあります。だからこそ、復職したいと思ったときに自信を持って提示できるスキルは持っておくに越したことはないと思います。自由に動けるのであれば、まずは新たな経験にチャレンジすること、その領域でスキルを磨いておくことが、女性MRの未来への備えになると思います。
MRになる前の私に声をかけるとしたら、「もっと広い世界に飛び込め!」と言いたいです。当時の私は視野が狭まっていることに気づいていなかったと思います。郵便局に内定が出た時は、家族や周囲がとても喜んでくれたので、大人が言うならこの道を選ぶべきなのだろう、と入社を決めてしまいました。自分が何をしたいのかを突き詰めて考えてはいなかったし、そもそも考えるきっかけもなかったんですよね。MRとしてキャリアを積む中で、新たな経験をすることでより視野が広がり、自分の状況を客観視して次に挑戦すべきことや自分のやりたいことも見えるようになってきました。これからもチャンスがあればより広い世界に飛び込んでいきたいと思っています。

 

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