why ucb flamme?

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今このプロジェクトをする理由

患者さんにとっての価値を提供するため、ダイバーシティ&インクルージョンを実現し、社員と一緒に成長する会社へ。今が大変革のタイミング。

ユーシービーはどんな会社ですか?

何年も前から患者さんにとっての価値を真剣に考えてきている会社であり、それはこれからも変わりません。一方、常に世の中は変わってきているので、その中でどのような新しい価値を届けていけるのか、考えていきたいと思っております。

ユーシービーは最近大きくビジネスモデルを変更し、今まではパートナーモデルだったのが、多くの開発パイプラインを持つことができるようになったため、これから出す製品は自社でしっかりと販売していきます。

なので、今がまさに、ユーシービーにとって大変革のタイミングと言えます。新しい世の中に対応できる組織のケイパビリティ、カルチャーを作っていかなければならないと感じております。

菊池社長が理想とする組織像とはどのようなものでしょうか?

多様化する患者さんに対応できる組織力が必要だと思っております。

ユーシービーが置かれている状況には多くの変化があり、そこには患者さんの多様化も含まれます。そうした多様化に対応するためには、会社の中に多様性、ダイバーシティが必要です。

ダイバーシティには、ジェンダー、バックグラウンドなど色々な側面がありますが、それら全ての多様性を会社の中で高めていきたいと考えています。

もちろん多様性があるだけではダメで、お互いが多様性を受け入れるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)も同時に実現しながら、社員と一緒に成長する会社になっていきたいと思っております。


例えばジェンダーで言えば、世の中は男女おおよそ50:50のバランスですよね?その世の中に価値を提供するためには、社内も同様のバランスであった方がイノベーションは起こりやすいと私は考えます。

バックグラウンドの違う人たちが議論することによって、お互いに刺激が生まれて、新しいアイディア、やってみようという勇気も出てくる。そういう意味で、会社の中のD&Iは大事だと思っております。

UCB菊池社長

サステナビリティの観点からもD&Iは必要不可欠と言うことでしょうか?

そうですね、ユーシービーはグローバルでもSDGsにコミットしております。

SDGsの5番目の目標はジェンダー平等。ここにはあらゆるレベルで女性が意思決定に参画できる、女性が平等にリーダーシップを発揮できる機会を確保する、ということが掲げられておりますが、これからの社会、ユーシービーにとっても重要なことだと捉えております。そのため、サステナビリティの観点からもD&Iは重要だと考えています。

一度止まることがあっても、キャリアは続けられる。
性別にかかわらず、やりたい仕事に挑戦できる会社にしていきたい。
女性は自分のハードルを上げがちなので、背中を押せるような声かけをしています。

ジェンダー平等に関して、現状で菊池社長が感じられている課題をお聞かせください。

ジェンダーに関する状況は年々変わってきており、国や会社の制度は整備が進み男女の不平等さもかなり解消傾向にあります。ただ、制度は平等であっても、文化や環境、アンコンシャスバイアスがあって、女性がキャリア形成をしていくのにはまだ難しい状況なのではないかと思います。

ユーシービーでも東京本社ではジェンダーバランスはとれてきてはいるものの、フィールドでは他社と比べて女性MR比率が低く、またマネジメント層では特に少ない状況が続いております。これは、MRという仕事を女性が続けるには難しいとされてきたことも要因だと思います。

今、社会は大きく変わり、コロナの影響で働き方も変わってきているので、MRが女性も活躍できる、やってみたいと思える仕事になると良いと思います。

出産や育児後のキャリアが見えないという悩みを持つ方も多いとうかがっています。

日本は昔から一つの流れが止まると、その先の流れに戻れないという風潮、文化がありますよね。たとえ、キャリアが止まることがあっても、またその後自分のキャリアは続けられる、というようにまずは思ってもらいたいです。

仕事を一生懸命やってくれる、結果を出してくれる人は、会社は全面的に応援したい。ライフイベントがあってもここで終わり、とは思わないでほしいと思います。

女性が継続してキャリアを構築するために、
どのような環境を整備されているのでしょうか。

私は、女性だからやりたいことができない、ということはあってはならないと考えます。男性にとっても同様で、キャリアに関する考え方は様々なものがあってよいですが、自分がやりたい仕事に対して「女性だから、男性だから」という理由で妨げることがあってはなりません。

マネジメント層の間では、ジェンダーを問わず、平等にチャンスを与えることがすでに共通認識となっています。ただ、全社的なカルチャーになっているかというと、やらなければならない課題はたくさんあると思っています。

誰もが活躍できるカルチャーを作るために、菊池社長ご自身が大事だと思われることは何ですか。

女性には声をかけることが大事だと考えています。女性はハードルを上げがちで、ロールモデルも少ないので、自分に自信を持つことが難しい傾向があります。「大丈夫だよ」、「少しくらい間違ったって次頑張ればいいんだよ」、というように気にかけることが大事だと考えていますので、私自身もなるべく声をかけるようにしています。


加えて、ユーシービーのようなミッドサイズの企業では、一人のインパクトが本当に大きく、一人一人がお互いに影響していることも意識してほしいと思っています。女性男性問わず、自分が他の人に影響を与えている、他の人に刺激をもらっている、ということを意識して、社員と会社全体が成長できる姿を作っていきたいと思っています。


また、ユーシービーでは、「WiL」というD&I推進プログラムに本社および各国でそれぞれ取り組んでいます。WiLとは、Women in Leadershipの略で、社員が中心のボトムアップ型の活動ですが、私も積極的にかかわっています。

日本でのWiLの活動はアクティブで、すでにグローバルでも評価されていますが、新しい世の中だからこそできることもまだまだたくさんあると思います。WiLを通じて新しいことをやっていきたいし、それに社員が刺激を受け自己も成長していく、という相乗効果で会社が活性化できればと考えています。会社が社員に提供できる価値の一つは、会社と社員がともに成長できる機会を提供すること、WiLを通してもそれを実現していきたいです。

ユーシービーでの女性の活躍が、様々な形で日本社会での女性の活躍に繋がればいい。
まずは、目の前のことにチャレンジをしてほしい、そして広がる景色を見てほしいと思います。

菊池社長は、今後ユーシービーでどのように女性が活躍されることを期待されているのでしょうか。

それぞれやりたい道を進んでいく中で私みたいな人も出てくるかもしれない。でも、私を目指すのではなくて、会社の在り方も変わると思いますし、グローバルに活躍する人、ユーシービーで働いてから起業して活躍する人などが出てくればそれも嬉しいです。

日本社会の中で、女性が活躍できるようになるのは喜ばしいことだし、ユーシービーとしてもそれに向けて尽力できればと考えています。

ユーシービーはベルギーの会社で、ベルギーは共働きの国と言われていますが、それでも女性が何の不自由もない状況とまでは言えないようです。在日ベルギー大使が現在女性ということから、日本の女性活躍に精力的です。一緒に様々な取り組みをしており、そのようなサポートがあることにも感謝しています。

ひとつずつ変えていく、辛抱強く継続的に、女性が活躍できる社会に変えていくことが必要です。

ユーシービーも会社として背中を押すことはできますが、フラームジャパンのような個人個人に向きあって背中を押すサポートは女性にとって心強いと思います。

飯嶋社長とも女性のキャリア形成についてよく話をします。目指すものが一緒であり、違う視点から社会を変えることに取り組んでいきたいです。

ユーシービーでの女性の活躍が社会を変えていくのですね。そんな役割を担う女性に向けて、メッセージをお願いします。

私自身、目の前にあることを本当に一生懸命やり続け、次のチャンスを貰って再び頑張る。ということを繰り返したら色々な景色が見え、面白いと思える経験を積むことができました。それがキャリアのモチベーション、エネルギーになってきました。

だからとりあえず、やってみてほしい。やってみてできたときの喜び、次に進めるとなったときに得られるものは非常に大きいものです。それが積み重なって、気づいたら様々なポジションを経験してきました。是非とも尻込みせずにチャレンジしてほしいです。

ユーシービージャパン株式会社 代表取締役社長

菊池 加奈子

ユーシービージャパン株式会社 代表取締役社長菊池 加奈子

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